養鰻にはきれいな水が欠かせません。うなぎは水温の変化や水中のバクテリアなどのバランスが崩れると病気になりがちなので、水が汚れないよう交換し常にきれいな状態が保たれています。
通常の養鰻では水の「交換」ではなく「ろ過」で水質を保つことが多いのですが、豊富な天然地下水があるおかげでふんだんに新鮮な水を使うことができるため、池の水を全交換しても商品の値上がりの要因にはなりません。
また、常駐スタッフにより3時間おきの水質検査も行っています。

 コンクリート製の池にすることでうなぎの持つ独特の泥臭さが抜けます。
池を円形にすると隅にかたまることなく泳ぎ続けることができ、のびのびとノンストレスな環境で成長します。
そして、屋根の設置と竹で壁を作ることで、うなぎの好む明るさと通気性を実現しています。

うなぎの成長やストレス具合により、魚粉主体の配合飼料にアミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを調整して様々な配合で作り分けます。
1日2回のエサやりでは、その食いつきで健康チェックを行います。
元気のないうなぎは様子を確認し、万が一の病気などにも早期に対応できるよう入念なチェックが行われます。

各養鰻池にネットワークカメラを設置し、常に異常がないかの確認を行っています。
日本からも池の様子を見ることができるので、正確に状況把握することができ、現地スタッフとの連携も密にとることができます。